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Munich - Garmisch-Partenkirchen

2014/11/07 開設 - 2017/04/01 更新

Munich - Garmisch-Partenkirchen

ドイツ南部バイエルン州の最大都市ミュンヘンと、アルプス山脈の麓にある観光都市 ガルミッシュ-パルテンキルヘン を結ぶ100kmの区間が再現されました。

2014年5月15日に単独DLCとして発売、同年9月リリースのTrain Simulator 2015の標準収録路線にもなっています。

路線概要

ミュンヘンはバイエルン州の最大都市で、フランクフルトやハンブルクへ向かう長距離列車やオーストリア方面への国際列車も乗り入れるなど、ドイツの鉄道における一大拠点ともなっています。ガルミッシュ-パルテンキルヘンはオーストリアとの国境に近いアルプス山麓の都市であり、1933年の冬季オリンピックの開催地にもなりました。

路線は単線区間が主体で、アルプス山麓のローカルな風景が広がります。近郊列車のSバーンが途中のトッツィングまで乗り入れているほか、高速列車ICEもこの区間を通り、国境を越えてオーストリアのインスブルックまで乗り入れます。

車両はローカル線区の中近距離輸送向けの電車である426形を運転可能。101形と294形も登場します。

紹介と感想

配信

2014年5月15日に配信。ドイツの路線はこれまで複線の幹線区間が続いていましたが、今回は少しローカルに単線が主体の路線が来ました。

ガルミッシュ・パルテンキルヒェンとは相当長い地名ですが、1936年の冬季オリンピック誘致の際に、ナチスドイツが2つの町を合併させて大きくしたことの名残。そのまま分かれず現在に至っています。

ミュンヘンの都市近郊、郊外の田園地帯と湖、山麓の丘陵地帯の勾配とカーブ。アルプスの風景の綺麗さも感じ取れます。

TS2015で収録

Train Simulator 2015では、この路線が収録品に選ばれました。

高速列車の付属車両はICE-T。当初よりHamburg-Hanoverの対応シナリオ付きでしたが、本路線発売時のツインパックでは本路線対応のシナリオは未付属でしたが、TS2015への収録の際に入りました。

入手

TS2015の登場後、セール値引きを待って入手。路線とICE-Tがお目見えです。

ICE-Tは、本路線向けとともにハンブルク-ハノーバー路線のシナリオ付き。2路線分のシナリオが増えました。単品アドオンの入手の手間が省けました。

本路線保有でICE-T未保有の場合はICE-Tが別売、ICE-T保有で本路線未保有だと、路線のシナリオは追加で路線自体は別売になったと思われます。

アルプスの山麓へ

426形、短いです。いかにもローカル向け。ミュンヘン近郊だと4両編成とかでないと落ち着きません。

全線に渡って走るのなら、別売アドオンの442形「タレント2」が実車通りで最適ですね。まだ手に入れてないですが。Sバーンは別売の423形か420形で間に合いそう。

TS2015で実装されたダイナミック雲機能。標高が上がるにつれて雲と地面の間が狭くなっていきます。いかにも山登り。

ICE-Tの本領発揮

ミュンヘン - インスブルック間の国際ICEは、ICE-Tで運行されています。実際に山越えは曲線が多く、ICE-Tにはうってつけの路線条件です。曲線区間では振り子機構により実際に傾いてくれます。車体を傾けながら走るのはよい爽快感です。

しかし、何故かパンタグラフの昇降がアニメーションしないという不具合を抱えており、AI列車でパンタグラフが1基も上がっていない状態で走るのを頻繁に見かけます。TS2015の目玉車両でこんなことってありなの?

車両紹介

ローカル線区向け電車426形は、連接式の2両編成。4両編成の425形の2両編成版として1999年に登場。ミュンヘン近郊よりもガルミッシュ方面のローカル線区で広く見られます。

426形
426形

アドオン紹介

ICE-Tは、シーメンスが開発したドイツ鉄道の車体傾斜式高速電車です。7両編成の411形。ミュンヘンからインスブルック間の国際列車に使われます。

ICE-T
ICE-T