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West Rhine: Cologne - Koblenz

2015/11/16 開設 - 2017/04/01 更新

West Rhine: Cologne - Koblenz

ドイツ第四の都市ケルンと、ライン川中流の河川交通の要衝であるコブレンツを結ぶ96kmの区間が再現されました。

2014年12月に単独DLCとして発売、翌2015年9月リリースのTrain Simulator 2016の標準収録路線にもなっています。

路線概要

ライン川左岸線の起点となるケルンはベルリン、ハンブルク、ミュンヘンに次ぐドイツ第四の都市。ケルンを出ると音楽家ベートーヴェンの生誕地であり旧西ドイツの首都であったボンを経由し、そのままライン川に沿って南下します。終点のコブレンツはフランスから流れてきたモーゼル川とライン川の合流地点に栄えた街です。

交通の大動脈であるライン川に沿うこの区間はドイツでも屈指の主要幹線であり、ICEなどの都市間列車や地域輸送の普通・快速列車、そして貨物列車まで多数の列車がこの路線を行き交います。

車両は旅客用中速電機である146形と2階建て客車、および101形と294形機関車に貨物列車用の貨車が収録されています。

紹介と感想

配信

2014年12月6日、単独アドオンとして配信されました。ケルンの大聖堂と橋と中央駅、ライン川に沿う綺麗な風景。そんな風光明媚な幹線路線です。

ライン川左岸線の真骨頂はこのコブレンツから先のマインツ方面へ向かう渓谷区間にあり、世界遺産にもなっている川沿いの古城群やローレライの岩山が見れるのですが、この区間までは再現されていないのが少し残念。

主力機関車は地域輸送列車の146形なのですが、最初は146.2形(2005年登場)が入っていました。後にその車両はこの路線で走らないとの指摘を受け、実際に走る146.0形(2001年登場)へ差し替わったわけです。

最初は路線を優先して提供し、後の更新で差し替える方針に。そしてシナリオの機関車が差し替わり、146.2形はQuickDrive編成となりました。

バンドルで入手

2015年夏セールの夏バンドルで入手。夏らしく水辺がテーマのバンドルでした。

2階建て客車の制御客車を遠隔操作。メトロノームのME146以来です。おそらくME146の塗り替えをそのまま投入してしまったのでしょう。

シナリオの146形は146.0形に変わった後。あとはいつもの101形と294形。

ライン川といえばTEEのラインゴルト。103形機関車を走らせるのがぴったりかも。

TS2016で収録

2015年9月配信のTrain Simulator 2016では、この路線が付属の対象に。そしてTS2016の入手者には155形電気機関車が付属するようになりました。

RailFanモードのスポットが設置されましたが、ほかはあまり大きな変化は見られません。

本体入手で拡充

秋セールでTS2016本体コンテンツを入手しました。155形が入り、シナリオも一気に増えました。

TS Rewardで新しいコンテンツがチョビチョビ増えたりもしました。

155形で貨物を牽く

155形は東ドイツ時代に250形として作られた貨物用電機。その無骨な外観から「電動コンテナ」とも呼ばれました。1974年から1984年までに270両を製造、出力は5400kWで東ドイツ国鉄最大の出力を誇ります。

103形にもあった、丸いハンドルを回すマスコンです。急に段数を上げると過電流でブレーカーがぶっ飛びます。よく出来てます。動作は少々重いですが。

TS2017移行後

155形を含むTS2016のドイツ向けコンテンツは、ケルン・コブレンツ路線保有者全員に、TS2016の保有歴に関係なく無償で追加されました。ありがたい追加です。

車両紹介

146形はボンバルディア製「TRAXX」も旅客用電気機関車。出力は5,600kW、最高速度は160km/h。2階建て客車と組んだプッシュプルの地域列車で活躍します。

101形と294形は、ドイツの路線アドオンでおなじみの顔です。最高速度200km/hの高速電気機関車101形、凸型の入換用液体式ディーゼル機294形。旅客と貨物と入換と、フラグシップと実用性を兼ね備えた顔ぶれです。

155形は東ドイツ生まれの貨物機。出力は5,400kWで、東ドイツ最強です。TS2016で初収録。

146形
146.0形
101形
101形
294形
294形
155形
155形

アドオン紹介

紹介が追いつき次第載せます。