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その他の作品

思い入れのある作品、気になる作品、取り上げたい作品を紹介。

列車運転シミュレーション系

Microsoft Train Simulator

2001年にマイクロソフトが発売した列車運転シミュレーションゲーム。世界に鉄道シムが広まるきっかけを作った作品でした。アメリカ、ヨーロッパ、日本の2路線ずつを基本で収録し、それ以外もアドオンによる拡張がユーザーの手で可能という点が魅力的です。

2002年頃に家電量販店のパッケージでその存在を知りました。列車運転ゲームは「電車でGO」しか触れたことがなく、様々な点に魅力を感じました。

なお、音楽館が「Train Simulator」のタイトルを知ったのはそれより後のことで、私にとって「Train Simulator」といえば「Microsoft Train Simulator」一本でした。MSTSは2003年に入手。操作の難しさと実物に忠実な本格志向が気に入りました。

基本収録の路線と車両を紹介します。

新宿-箱根湯本
日本、関東地方。小田急線の新宿から小田原を経由し、箱根登山鉄道の箱根湯本へ。ロマンスカー7000形LSEと当時最新の通勤車2000形を運転可。AI専用で30000形EXEも登場。
代々木上原 - 向ヶ丘遊園間は複々線化の最中で、大部分が複線である。
ちなみに、2001年の発売当時は新宿駅の小田急サザンタワーに日本マイクロソフトの本部が置かれていた。
小田急は下北沢を通る。下北沢のゲイビデオ会社「COATコーポレーション」が『真夏の夜の淫夢』を発売したのは、MSTS日本語版発売の約1ヶ月前のことである。
肥薩線
日本、南九州。熊本県の八代から球磨川沿いを走り、人吉からはそしてループ線とスイッチバックの山越え区間へ。路線は隼人までだが再現は吉松まで。国鉄末期登場のキハ31形を運転可。AI専用でキハ140形も登場。
九州新幹線は開業前、矢岳越えのいさぶろう・しんぺい号もキハ31で運転されていた。そのキハ31も2016年に肥薩線から撤退した。
現在の肥薩線ではSL人吉を運行。ノベル作品「まいてつ」の舞台のモデルとして一部で人気。
北東回廊
アメリカ合衆国、東海岸。北東回廊のうちワシントンとフィラデルフィアの間を再現。当時最新のアセラ・エクスプレスとアセラHHP-8機関車を運転可。AIでE60機関車も登場。
長年の主役車両AEM-7は未収録。2013年以降はACS-64の投入で、HHP-8はAEM-7とともに2015年に早くも引退した。アセラも後継車への置き換えが発表されている。
マリアス峠
アメリカ合衆国北西部モンタナ州。グレート・ノーザン鉄道が開拓したロッキー山脈の峠越え区間。シェルビーからホワイトフィッシュまで。Dash 9とGP38-2で貨物列車を運転可。AI専用でSD40も登場。
英語版向けにはSD40-2を新規追加したパッチが登場したが、日本語版向けには出ていない。日本語版でも言語の差以外は正常に動く。
インスブルック-ザンクト・アントン
オーストリア西部。チロル地方のインスブルックから西に進みアールベルク峠手前のザンクト・アントンへ向かう。1920年代の設定、380形機関車でオリエント急行の牽引が可能。AI専用で310.23形も登場。
セトル-カーライル線
イギリス、イングランド北部。セトルからカーライルまでペナイン山脈に沿った高原区間を往く。1930年代の設定で、東海岸のLNER鉄道4472号機「フライング・スコッツマン」を運転可。AIでLNSのロイヤル・スコットとGWRのペンデニス・キャッスルも登場する。
この路線はLMSの路線であり、そこに英国各地の有名な機関車を集結させた形である。
英語版向けには50形を新規追加したパッチが登場したが、日本語版向けには出ていない。日本語版でも言語の差以外は正常に動く。

この基本6路線に加え、多数のアドオンが国内外から提供されました。

日本では当初こそそれなりに盛り上がっていましたが、日本では徐々に衰退。本格的に関わりたいと思った頃にはほぼ消滅状態でした。参加できなくて、盛り上げられなくて申し訳ない思いでした。

欧米各国にインド、中国などがMSTSのコミュニティが継続し、日本でもフライトシミュレーター系が賑わうのとは対照的という印象を感じています。

2007年のRail Simulatorは対象路線から日本が外され、RailWorksも知名度は低いまま、「外国のゲーム」という認識が強まってしまっています。MSTSのコンテンツが扱えるOpen Railsというフリーソフトも出ましたが、日本での知名度は高まっていません。

新しいWindowsOSでは正常にプレイするのに手間がかかり、MSTSをプレイできる環境も減りつつある。このまま作品の存在を忘れ去られるのは、現在のTrain SimulatorやTrain Sim Worldの原点を失うようなものです。過去の記憶とプレイヤーの情報を頼りに、消えゆかないよう少しでも情報を繋ぎ留めていきます。

将来的にこのサイトでも何らかの形で扱い、Wikiも開設予定です。

当時からのサイトを掲載します。

Train Sim World

Train SimulatorのDovetail Gamesが開発した、Unreal Engine4の列車運転シミュレーター。現在はCSXの1路線のみの提供です。

2014年7月に開発が発表されて以降、長い時を経て2016年9月に作品詳細が発表されました。Train Simulator 2017の対象DLCを揃えた人向けのベータ提供も行われました。

収録対象の1路線の紹介です。

Sund Patch Grade
米国ペンシルベニア州中南部にある峠越え区間。メリーランド州との州境も近く、20パーミルの勾配とU字カーブの連続する山岳地帯。CSXのSD40-2、GP38-2、AC4400CW機関車を運転可。貨車各種も収録。

ベータは非常に新鮮。一人称視点で動けます。機関車に登って運転席の扉を開けて運転台に座る動作も出来ました。ポイントの切換や燃料補給、転車台の操作もプレイヤーの手で出来ます。

グラフィックは十分な出来です。しかし非力なPCには重すぎました。まずはPCのアップグレードに費やすことにしましょう。単独で紹介ページは作ると思います。

そうこうしているうちに、2017年3月16日にWindowsPC向けに発売されました。将来はXboxにも出るとのこと。

パッケージ版は日本でのAmazon.co.jpが輸入版として取り扱っています。

Open Rails

MSTSのコンテンツも扱える、フリーの列車運転シミュレーター。2001年から長らく続いているMSTSの基盤を今後も長らく活かすべく、有志ボランティアにより作られたソフトウェアです。

日本語版Microsoft Train Simulatorの収録路線も、開くことが出来ました。運行アクティビティも一通り動作します。

鉄道・交通箱庭シミュレーション系

Trainz

オーストラリアのN3V gamesが開発した箱庭鉄道シミュレーター。3D空間上に線路を敷き、そこに列車を走らせるという、鉄道模型的要素を強めた作品であります。第1作は2003年に出ており、現在はTrainz A New Eraが最新版です。

作品自体はMSTSの少し後に知っていましたが、本格的に興味を持ったのは2013年からでした。Trainz Simulator 12の日本語版パッケージが家電量販店にあり、長らく消えていた鉄道シムへの熱が一気に再燃。しかし1万円超えという価格設定に躊躇、Amazonでは価格暴落するもサポートの不安もあり何ヶ月も迷った結果、英語版を選びました。

日本人プレイヤーは比較的いたものの、2013年頃に一気に消えてしまいました。一方で日本の車両を積極的に作るイギリスの方が現れ、現在はN3Vの社員となっている模様です。なお、当の日本では活気は戻っておらず。こちらも忘れてほしくない作品群です。

Train Fever / Transport Fever

スイスのUrban Gamesが開発した輸送シミュレーションゲーム。1850年から2000年代までの時系列で時代にあった乗り物が出現し、旅客と貨物を運んで待ちを大きくします。3Dマップです。

2014年登場のTrain Feverでは鉄道と車、2016年の後継Transport Feverではこれらに加えて船と飛行機も登場しました。

MODによる拡張が積極的にサポートされており、Transport FeverではSteamワークショップへの投稿も可能に。輸送に特化したとはいえ、作る楽しみもいっぱいの箱庭輸送シムです。

日本関係のMODは技術情報も含めて少なく、手を付けようと思ってはいますが、Train Simulatorで手一杯な故に手を付けられていません。

Eisenbahn.exe

1998年に誕生したドイツの鉄道模型シミュレーター。現在はEisenbahn.exe professional(EEP)の開発販売が継続中。

グラフィックも模型感があって非常に良い雰囲気。ドイツの作品故にドイツの車両が相当充実。セールで大幅値下げされますが、なかなか手がつきません。

乗り物運転シミュレーション系

Euro Truck Simulator 2 / American Truck Simulator

チェコのSCS Softwareが開発するトラックの運転シミュレーター。Euro Truck Simulator 2(ETS2)は2013年、American Truck Simulator(ATS)は2016年に登場しました。

2013年にETSのデモ版をプレイしたところ、予想以上に気に入ってしまい、入手に至りました。ATSも出て間もなく入手してます。MODも十分充実。マルチプレイMODも出ました。

牽引トラックでトレーラーを繋ぎ、町から町へ貨物を運び資金を稼ぐ。トラックは実在メーカーの車両が使えます。マップは距離がデフォルメされている分、カバーする地域は非常に広いです。DLCによるマップ拡張も充実。

OMSI 2

MR-Softwareが開発、Aerosoftが販売するバス運転シミュレーター。OMSIの後継として2013年に登場しました。主に路線バスの運転の再現に力が入っています。

Steamではめったにセールが来ません。なので導入は手に入れねばと思ったときに。